レーザーで素早くほくろ治療【跡もほとんど残らずすぐに終わる】

診断を正確に行ってから

ほくろ

レーザーが主流

ほくろの治療は、おもに炭酸ガスレーザーによるものが主流です。蒸散と熱凝固、熱変性によって改善が可能なものかが対象になるため、良性と判断されたほくろにも効果が期待できます。炭酸ガスレーザーは、メスとは異なり、蒸散による組織欠損のみで除去する機械ではありません。そのため、周囲への熱影響を考慮しながら、最小限の侵襲で治療を終わらせることが重要です。再発をおそれて深く蒸散するよりも、やや軽めに処理をして数週間後に再発した箇所を見極め2回目以降の施術を行うほうが、術後の見た目も良くなります。加えて、速やかな回復ものぞめます。炭酸ガスレーザー以外にも、スイッチ・アレキサンドライトレーザーも選択肢の一つです。こちらは、盛り上がりが比較的ないほくろに対して有効です。一度で全て消えるわけではないので、複数回にわけて照射を行っていきます。そして、レーザー照射の前には、麻酔のために局所注射や外用を行いますが、病変が小さく、浅いなど照射が短時間ですむ場合には、無麻酔で実施されます。治療後は、軟膏やドレッシング剤などを塗布することがほとんどです。どちらのレーザーにも共通することですが、3週間程度で視認できる程度に再燃してくるため、都度照射が必要です。一方で、ほくろを腫瘍として考えて、再発しないことを第一主義とする場合には、レーザーではなく、外科的な切除が最も適しています。しかし、最も重要なことは、蒸散作用のみでほくろの除去を行わないことです。それぞれメリット、デメリットがありますので医師とよく相談することが大事です。どの治療法を選択するかよりも前に、ほくろ除去は、診断を優先させる必要があります。なぜなら、悪性の疑いのあるものは、レーザー治療の対象にはなりません。良性と判断された場合のみが対象です。そのため、ダーモスコピー検査などによる施術前の診断は必須です。悪性の疑いがわずかでもあれば、レーザーを使用してはならないので、事前の診断に時間をかける必要があります。また、完全除去を目指して大きな組織欠損を作ってしまうような蒸散を行うことも避けなければなりません。目立つような痕をのこしてでも、完全除去をするのか、再発しても良いから整容的に優れた結果を出すのか、自分が望むのはどちらなのかをしっかりと考えて施術にのぞむことが大切です。レーザーによるほくろ除去は、美容と治療のバランスがとても重要です。基本的にほくろの除去は、視認できる痕や凹みがのこるよりも、再発したら次回処理するというスタンスでいたほうが、仕上がりもよくなります。一気に深く除去してしまった後では、取り返しがつかなくなるので、医師と施術前によく相談することが大事です。レーザーの施術を行った場合、術後、およそ2週間で上皮化し、赤みは数ヶ月程度のこることがありますので、十分に理解したうえで行う必要があります。再燃は小さな範囲であることが多く、その場合は、深く蒸散させることもあります。施術の間隔は、個人差はありますが、一ヶ月から三ヶ月に一度です。そして、炭酸ガスレーザーのあとに、スイッチ・アレキサンドライトレーザーやルビーレーザーを重ねて照射すれば、わずかに残った色素を破壊することも出来ます。